ステーブルコイン決済

ステーブルコイン決済をECサイトに導入する方法

出荷場でスタッフが海外向けの荷物に送り状を貼っている

この記事の結論

ステーブルコインは法定通貨と価値が連動するため、暗号資産決済の最大の不安である価格変動をほぼ避けられます。ECサイトに入れる最初の暗号資産決済として、最も始めやすい選択肢です。

ステーブルコインとは

ステーブルコインは、日本円や米ドルなどの法定通貨と価値が連動するように設計された電子的な支払い手段です。代表的なものに、米ドル建てのUSDC・USDTと、日本円建てのJPYCがあります。1USDCがおおむね1米ドル、1JPYCが1円の価値を保つため、商品の代金として受け取っても、受け取った後に価値が大きく変わることはありません。

法律上の位置づけ

日本では、2023年6月に施行された改正資金決済法により、法定通貨と連動するステーブルコインの多くが「電子決済手段」として扱われるようになりました。ビットコインなどの暗号資産とは法律上の区分が異なります。どの扱いになるかは発行の仕組みによって変わるため、受け付ける前に確認が必要です(確認日: 2026年10月17日)。

受け取り方の選び方

  • お店のウォレットに直接届く方式: 手数料が少なく、着金が速い方式です。ウォレットの管理と、円に換える手続きはお店が行います
  • 決済事業者を経由する方式: 円で入金される事業者を選べば、お店はステーブルコインを管理しなくて済みます。事業者の手数料がかかります

ネットワークに注意する

同じUSDCでも、送金に使うネットワーク(ブロックチェーン)が複数あります。お店が受け付けていないネットワークで送られると、代金が届かないことがあります。購入画面には、受け付けるネットワークを大きく表示します。手数料の安さと、購入者が多く使っているネットワークのバランスで選びます。

導入の手順

  1. 受け付けるステーブルコインとネットワークを決めます
  2. 受け取り方(ウォレットか決済事業者か)を決めます
  3. 返金と金額不足のときの扱いを規約に書きます
  4. 決済の仕組みをECサイトに設定し、購入画面の表示を整えます
  5. 少額でテスト送金し、注文の確定までを確認します

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