暗号資産決済の仕組み|お店に代金が届くまで
この記事の結論
暗号資産決済では、購入者がお店の受け取り先に直接送金し、その記録がブロックチェーンに残った時点で支払いが確定します。カード決済と違い、後から決済会社が入金をまとめて振り込む流れではありません。
カード決済との違い
カード決済では、カード会社が購入者に代わって代金を立て替え、後日まとめてお店に振り込みます。暗号資産決済では、購入者が自分のウォレットから、お店の受け取り先へ直接送金します。立て替える会社がいないため、入金までの時間が短く、チャージバック(購入者の申し立てによる売上の取り消し)もありません。
代金が届くまでの流れ
- 購入者が購入画面で暗号資産を選ぶと、送金先と金額が表示されます
- 購入者が自分のウォレットから送金します
- 送金がブロックチェーンに記録されます。記録が積み重なるほど取り消されにくくなり、この積み重なりを「承認」と呼びます
- 決められた承認の数に達すると、お店のサイトの注文が「支払い済み」に変わります
- お店は商品を発送します
受け取り方による違い
お店のウォレットに直接届く方式
送金はお店のウォレットに直接届きます。決済代行の手数料はかからず、着金も速くなります。代わりに、秘密鍵の管理と、円に換える手続きをお店が行います。
決済事業者を経由する方式
送金はいったん決済事業者に届き、事業者からお店に入金されます。円での入金に対応している事業者なら、お店は暗号資産を管理する必要がありません。代わりに、事業者の手数料がかかります。
お店が知っておくべき注意点
- 同じ通貨でもネットワーク(送金に使うブロックチェーン)が違うと届かないことがあります。購入画面に対応するネットワークを必ず表示します
- 送金は購入者の操作で行われるため、金額の不足や送り間違いが起きることがあります。その場合の対応を規約で決めておきます
- 受け取った暗号資産の会計処理を決めておきます。詳しくは会計処理の記事で説明しています