仮想通貨決済ECサイトの構築ガイド|準備から公開まで
この記事の結論
構築の順番は「受け取り方を決める → カートを決める → 規約を整える → 作る → テスト決済」です。受け取り方を先に決めないと、後でカートや規約を作り直すことになります。
準備するもの一覧
| 項目 | 内容 | 誰が用意するか |
|---|---|---|
| 受け取り方 | お店のウォレットに直接届く方式か、決済事業者を経由する方式か | お店(制作会社が提案) |
| 受け付ける通貨 | JPYC・USDC・BTC・ETHなど | お店(制作会社が提案) |
| ウォレット | 受け取り用のウォレットと、秘密鍵の保管方法 | お店 |
| カート | WooCommerceかShopifyか | お店と制作会社で決定 |
| 商品情報 | 写真、説明文、価格、在庫数 | お店 |
| 規約 | 返品・返金の方法、支払い不足のときの扱い | 制作会社が雛形を用意 |
| 会計の手順 | 帳簿の付け方、円に換える時期 | お店と税理士(制作会社が手順を用意) |
構築の5段階
1. 受け取り方を決める
最初に、代金をどこで受け取るかを決めます。お店のウォレットに直接届く方式は手数料がかからない代わりに、秘密鍵の管理が必要です。決済事業者を経由する方式は手数料がかかる代わりに、管理の手間が減ります。
2. カートを決める
検索からの集客を重視するならWordPressとWooCommerce、早く安く始めたいならShopifyが向いています。選んだ受け取り方に対応しているかどうかも確認します。
3. 規約を整える
返品時に暗号資産で返すのか円で返すのか、支払いが不足したときにどうするのかを、利用規約に書いておきます。後から決めると、購入者との間でトラブルになります。
4. 作る
デザイン、商品登録、決済の設定を行います。購入画面には、価格を固定する時間と、送金時の注意を分かりやすく表示します。
5. テスト決済
実際に少額を送金し、注文の状態が自動で変わるか、通知のメールが届くかを確認します。カード決済と銀行振込の流れも一緒に確認します。
構築でよくある失敗
- サイトのサーバーに秘密鍵を置いてしまい、サイトの乗っ取りで資産を失う危険を抱える
- 価格の固定時間が長すぎて、価格変動の差額をお店が負担する
- 返金の方法を決めておらず、返品のたびに対応がぶれる
ビットコマースでは、これらを避ける設計を標準にしています。構築の費用と期間は料金表をご覧ください。